既婚者クラブで会えない本当の理由を、女性側に聞きました
40代前半、既婚、都内の中小企業役員です。住んでいるのは23区外。
既婚者クラブを使っていた時期、僕も会えませんでした。
- 何十人にいいねを送って、マッチはほとんどしない
- マッチしても「写真を送ってください」と言われ、送ると既読スルー
- 少し続いても、日程が合わないまま自然消滅する
- それでも、食事代は出ていく
当時は自分のスペックが足りないんだと思っていました。プロフィールを直し、写真を替え、文章を書き直しました。何も変わりませんでした。
理由が分かったのは、既婚者クラブを使っていた女性に、直接聞いてからです。
先に結論
会えないのは、あなたのスペックでも、プロフィールの書き方でもありません。
女性側の受信箱が、最初から機能していないからです。
女性側に聞きました
いまラブアンで関係が続いている相手に聞きました。30代後半・既婚。彼女も以前、既婚者クラブを使っていました。つまり両方の側から見たことがある人です。
写真を載せていると、いいねが何万件も来て鳴り止まない。見切れないし、決めきれない。
30代後半・既婚(本人の確認を取って掲載しています)
何万件です。
これを聞いて、自分の状況の説明がつきました。僕が送った何十件は、無視されたのではありません。見られていない。
プロフィールを直していた作業は、開かれていない封筒の中身を書き直す作業でした。何度やっても結果が変わらないのは、当然です。
なぜ、そうなるのか
偶然ではありません。料金設計から来ています。
既婚者クラブは女性が完全無料です。基本機能から全機能まで使えます。男性はメッセージを送る段階から有料で、1ヶ月プランは約8,800円。
女性は入りやすく、男性は「払ってから探す」。この構造なら、男女比は男性側に偏ります。
THE SINGLE編集部が既婚者クラブ利用者62人(男性37人・女性25人)に実施した調査でも、実態が数字で出ています。
- 不満の筆頭は「料金が高い」(男性の1ヶ月プランは8,880円)
- 課金の総額が1万円未満で終わった人が全体の半数(=1ヶ月分だけ払って辞めている)
- 一度でも業者らしきアカウントに当たったと答えた男性が51.4%(男性37人中19人)
- 「実際に会えた」と答えた人は約89%だが、その最多層は「1〜2人」(この2つは男女を合わせた数字です)
最後の数字が実態をよく表しています。会えないのではありません。1〜2人会って、そこから先に進まないまま課金が続く。そして半数が1ヶ月で離脱している。
つまり「既婚者専用だから会いやすい」は成り立ちません。専用であることが解決しているのは母集団の問題であって、需給の問題ではない。むしろ限られた母集団に、課金できる男性が集中します。
上を狙うほど、不利になります
ここが一番、直感に反する部分だと思います。
彼女に、既婚者クラブをやめた理由を聞いたときの言葉です。
上を上をと狙ってしまうけれど、条件のいい男性は誰にとっても条件がいいので、必ず複数と並行している。それで疲れる。年収が高すぎて複数進行している男より、中の上の年収で一途な男のほうがいい。
求められているのは1番ではありません。むしろ1番は避けられています。
にもかかわらず、既婚者クラブでは男性が全員、上を目指して同じ相手に集中します。1番を目指す競争は、勝っても負けても損をします。勝てば複数進行の一人として扱われ、負ければ受信箱に埋もれる。
そして「中の上」が正当に評価される場所が、この土俵にはありません。
もうひとつ、会えない理由があります
これも彼女から聞いた話です。
お手当てがあると、「これは条件のある関係だ」と自分に説明がつく。お手当てがないと、会う理由が「この人がいい」の一つだけになる。だから、いいと思っても止まる。
マッチングは「いいかも」で成立します。でも、会う決断は「いいかも」では成立しない。
家庭がある相手にとって、一度会うという判断には相応の重さがあります。予定を作るコストがあり、身体面のリスクがあり、身バレしたときに失うものも同じではありません。その重さを引き受ける理由が、「この人がいい」だけでは足りないことがある。
既婚者クラブは建前が恋愛なので、この枠組みがありません。それ自体は健全な設計です。ただ、相手が会う決断をするときのハードルは、そのぶん高くなります。
僕が繰り返していた「マッチはする、やり取りも続く、でも日程が合わないまま消える」は、日程の問題ではなかったわけです。
先に直すもの
構造の話を先に書きましたが、自分で直せるものもあります。順番として、ここは後です。
- 顔がはっきり分かる写真は使えません。相手も出していないからです。顔の一部が隠れた、清潔感の分かる写真のほうが返信率は上がりました
- 「深追いしない」「相手の家庭を尊重する」を文章に書く。これが一番効きます
- 自分の生活リズムを具体的に書く。平日昼が動けるのか、夜なのか。これがないと相手は日程を想像できません
- エリアは、自宅から電車で20〜40分、かつ自分の生活圏ではない範囲。最寄り駅周辺だと身バレリスクと会員数の少なさが同時に来ます。都心まで広げると、移動時間と競合の多さに潰されます
ただし、これを全部直しても、ここまでに書いた構造は変わりません。受信箱が何万件で埋まっていることも、上位に競争が集中することも、会う理由が足りないことも、こちらの書き方では動かせない部分です。
3ヶ月やって手応えがないなら、直すべきはプロフィールではありません。
僕がやったこと
土俵を変えました。
いま使っているのはラブアン(Love&)です。カテゴリとしてはパパ活寄りですが、プロフィールに婚姻ステータス(独身/既婚/バツあり)があり、プラチナ会員の「高度検索」で既婚だけに絞り込めます。だから既婚者クラブ代わりに使えます。
同じ40代・既婚・年収1,000万円前後・見た目はフツー。何ひとつ変えていません。変えたのは場所だけです。
それでも評価が変わったのは、上が渋滞していないからです。桁違いの金額を出す相手は「何を求められるか分からない」と警戒されるので、そもそも上位として扱われていない。中の上が、ちょうどいい上位枠として残ります。
そしてこちらが既婚であることは、マイナスではなく条件です。独身男性は「本気になられると困る相手」で、既婚男性のほうが安全だと見られています。
料金は安くありません。婚姻状態で絞るにはプラチナ(月19,800円)が必要で、ゴールド(6,980円)では高度検索が使えません。既婚者クラブの約2倍です。この差額に見合うかどうかは、あなたが何を条件にしているか次第です。
実際に使っている検索条件と、プロフィールから読み取っているサインは、別記事に全部出しました。
まとめ
- 会えないのはスペックでもプロフィールでもない。女性側の受信箱が最初から機能していない
- 女性は完全無料、男性は払ってから探す。構造的に男性が余る
- 62人調査:課金総額1万円未満で終わった人が半数、「会えた」人の最多層は1〜2人
- 1番を目指す競争は、勝っても負けても損をする。求められているのは中の上で一途な相手
- 会う理由が足りない。マッチングは「いいかも」で成立するが、会う決断は成立しない
- プロフィールは直せる。ただし直しても構造は変わらない
既婚者クラブが悪いサービスだという話ではありません。料金でも母集団の濃さでも、既婚者クラブのほうが勝っています。両方に課金して比べた結果は、別記事にまとめました。
→ 既婚者クラブとラブアン、40代既婚男性が両方使って出した結論
当然ですが、会う相手は成人女性に限られます。
※料金・キャンペーン・機能は変更されることがあります。申し込み前に必ず各公式ページで最新情報をご確認ください。