既婚者クラブで10人以上と会って、定期が0人だった理由
40代前半、既婚、都内の中小企業役員です。住んでいるのは23区外。
既婚者クラブを6ヶ月使いました。数字を先に出します。
- 課金した総額:約6万5千円(当時のスタンダードプランでの概算)
- 実際に会えた:10人以上
- 定期になった:0人
会えなかったわけではありません。会ってから、続かなかった。
そしてお手当は、一度も発生していません。それなのに、財布からは出ていき続けました。当時の僕の実感は、こうです。
「なぜかこの場所は、お金をたくさん使わせたがる人が多い」
いまは、その受け取り方自体が間違っていたと分かります。
先に結論
お手当という枠組みがないと、対価は消えません。「食事代」に化けるだけです。
そして化けた対価には、3つの性質があります。
- 事前に交渉できないので、金額が青天井になる
- 「払った」「受け取った」という合意が、どちらにも残らない
- だから、2回目の話ができない
定期が0人だったのは、相性の問題でも、僕の力不足でもありませんでした。
何にお金が出ていったのか
具体的に書きます。
初回は、だいたい夜の食事です。相手は既婚で、動ける時間が限られているので、昼より夜のほうが理由を作りやすい。場所は郊外ではなく、少し出た先になります。お互いの生活圏から離れる必要があるからです。
移動があるぶん、店は「わざわざ来た甲斐がある」ところになります。1回で1万5千円から2万円。ここまでは、普通のデートと変わりません。
問題はその先です。
- 2軒目に行くかどうかを、こちらが決められない
- 「今日は帰るね」と言われたときに、何も残らない
- それでも次に誘うと、また同じ金額から始まる
同じ人と3回会って、3回とも初回と同じ構造でした。積み上がらない。
10人以上と会って0人というのは、会うたびに毎回ゼロに戻っていたということです。
彼女に聞いて、やっと分かりました
いまラブアンで関係が続いている相手に聞きました。30代後半・既婚。彼女も以前、既婚者クラブを使っていました。つまり両方の側から見たことがある人です。
お手当てがあると、「これは条件のある関係だ」と自分に説明がつく。お手当てがないと、会う理由が「この人がいい」の一つだけになる。だから、いいと思っても止まる。
30代後半・既婚(本人の確認を取って掲載しています)
ここで僕が読み違えていたことが2つあります。
1つめ。相手がお金を使わせたがっていたのではありません。枠組みのない場所では、それしか受け取る方法がなかった。
一度会うという判断には、相手の側にも実務の負担があります。予定を作るコスト。身体面のリスク。そして身バレしたときに失うものは、こちらと同じではありません。その負担に見合うものを、「お手当」と名指しできない場では、店のグレードでしか受け取れない。
2つめ。僕は「払っている」と思っていましたが、相手の側から見ると、それは支払いではなく「いい店だった」という体験です。だから、こちらが感じている貸しが、向こうには存在しない。
双方に合意が残らないやり取りは、回数を重ねても関係になりません。
誤解のないように書いておきます
これは「既婚者クラブの女性はお金目当てだ」という話ではありません。逆です。
男女を入れ替えて考えれば分かります。既婚の40代男性が、相手に「いい店に連れて行ってほしい」と思ったとして、僕らはそれを「この人は楽しみたいんだな」と読みます。同じことを女性がしたときだけ、「本当は寂しいから」「生活のために仕方なく」と別の事情に置き換える理由はありません。
向こうも、楽しむつもりで来ています。そのうえで、負担に見合うものを受け取りたい。両方が同時に成り立つ。
ただ、受け取り方を指定できない場所だった。それだけの話です。
その「受け取り方の作法」がどれだけ精巧なものかは、別記事に書きました。
枠組みを外すには、まず枠組みが要ります
ここが一番、直感に反する部分だと思います。
僕がいま続いている相手とは、最初は完全にお手当ありの関係として始まって、いまはお手当のない関係になっています。
順番はこうでした。
1. 最初は条件を値切らない。初回で急がない。「次も会いたい」と思ってもらうことだけを目的にします。
2. 会うたびに、お金以外の価値を一つ残す。聞き役に8割まわる。解決しようとせず、共感に徹する。「話してよかった」を毎回積み上げます。
3. 深まる速度を、こちらから急がせない。条件の話から、仕事・子ども・将来の話へ。相手のペースで移るのを待ちます。
4. 金額は、関係が変わってから自然に調整される。先に下げ交渉をしない。信頼が積み上がった結果として、「お手当の取引」から「会いたいから会う」に寄っていきます。
順番を逆にすると壊れます。先に金額を下げにいくと、相手は「安く済ませたい人」として処理するだけです。
そして、ここが本題です。
この順番は、枠組みがある場所でしか踏めません。
既婚者クラブには、最初からお手当の枠組みがありません。だから「枠組みを外す」という段階にも到達できない。ゼロから始まっているのではなく、ゼロに行けない。
僕が6ヶ月かけて0人だったのは、そういうことでした。
場所を変えて、どうなったか
いま使っているのはラブアン(Love&)です。カテゴリとしてはパパ活寄りですが、プロフィールに婚姻ステータス(独身/既婚/バツあり)があり、プラチナ会員の「高度検索」で既婚だけに絞り込めます。だから既婚者クラブ代わりに使えます。
1年で、こうなりました。
- 定期と呼べる関係になった:10人ほど
- お手当のない関係まで変わった:1人
同じ40代・既婚・年収1,000万前後・見た目はフツー。何ひとつ変えていません。変えたのは場所だけです。
お金の話を、正直に
ここまで読んで「結局いくらかかるのか」という話です。並べます。
| 既婚者クラブ | ラブアン | |
|---|---|---|
| 期間 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
| 課金の総額 | 約6万5千円 | 約23万8千円 |
| 会えた人数 | 10人以上 | 100人以上 |
| 1人と会う単価 | 約6,500円 | 約2,400円 |
| 定期 | 0人 | 10人ほど |
月額はラブアンのほうが高いのに、1人と会う単価は3分の1近くになります。
ただし、この表には大きな穴があります。既婚者クラブ側の6,500円には、ここまで書いてきた食事代が入っていません。当時の僕はそれを記録していなかったので、正確な数字が出せない。実際の1人あたりコストは、この表よりずっと高いはずです。
つまりサービスの月額だけを比べると、既婚者クラブが実際より安く見えます。
そして年23万8千円という数字は、安くありません。婚姻状態で絞るにはプラチナ(月19,800円)が必要で、ゴールド(6,980円)では高度検索が使えません。ここを払えないなら、この記事の話は当てはまりません。
まとめ
- 既婚者クラブ6ヶ月で10人以上と会えたが、定期は0人。会えないのではなく、続かなかった
- 原因は、お手当という枠組みがないと対価が「食事代」に化けること
- 化けた対価は交渉できず、双方に合意が残らない。だから2回目の話ができない
- 相手がお金目当てだったのではない。受け取り方を指定できない場所だった
- 枠組みを外すには、まず枠組みが要る。既婚者クラブは「ゼロに行けない」構造
- 場所を変えて1年、定期10人・お手当なし1人。変えたのはスペックではなく場所
マッチの手前で詰まっている場合は、原因が別のところにあります。そちらは別記事に書きました。
当然ですが、会う相手は成人女性に限られます。
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