既婚者向けアプリに課金して、マッチングはするのに会えないまま終わりました
既婚者クラブからラブアンに移った40代既婚男性の記録
THE SINGLE編集部による既婚者クラブ利用者62人(男性37人・女性25人)への調査(2026年9月)より
同じ状態で終わっている男性は、たぶん相当います
都内在住、40代前半、既婚。中小企業の役員をしています。
既婚者向けのマッチングサービスを、1年以上使ってきました。最初に使ったのが既婚者クラブです。既婚者専用なら話が早いと思ったからで、実際、母集団が全員既婚なのは大きかった。
ただ、結果はこうでした。
マッチングはする。やり取りも続く。でも日程が合わないまま、自然消滅する。
これが繰り返されて、課金だけが積み上がっていきました。
これを「自分が下手だったから」で終わらせるつもりはありません。同じ状態で終わっている男性が、構造的に多いからです。
なぜ、こうなるのか
既婚者向けアプリの多くは、女性が完全無料で、男性だけが有料です。既婚者クラブの場合、女性は基本機能から全機能まで無料。男性はメッセージを送るところから課金が必要になります。
この設計だと、こうなります。女性は入りやすく、男性は「払ってから探す」ことになる。結果、男性側が余ります。
実際に出ている数字を並べます。
- THE SINGLE編集部が既婚者クラブ利用者62人(男性37人・女性25人)に実施した調査で、不満の筆頭は「料金が高い」でした(男性の1ヶ月プランは8,880円)
- 同じ調査で、課金の総額が1万円未満で終わった人が全体の半数。つまり1ヶ月分だけ払って辞めています
- 男性回答者の51.4%が、一度でも業者らしきアカウントに当たったと答えています(遭遇率であって、会員の半分が業者という意味ではありません。この領域全体に共通する話です)
- Q&Aサイトには「100件オーバーのいいねを送りましたが未だに一度もマッチングしていません」という49歳男性の投稿があります
そして、いちばん重要なのはここです。同じ調査で「実際に会えた」と答えた人は約89%いますが、その最多層は「1〜2人」でした(この2つは男女を合わせた数字です)。
会えなかったわけではありません。会えたけれど、続かなかった。そして半数が1ヶ月で辞めている。
これが「消耗」の正体だと思っています。会えないから辞めるのではなく、1〜2人会って、そこから先に進まないまま課金が続くから辞める。
「既婚者専用」が解決していないこと
既婚者専用サービスが解決しているのは、母集団の問題です。全員が既婚なので、婚姻状態を確認する手間がない。これは本当に大きい。
解決していないことが、2つあります。
1つめ:需給
専用であることが、需給を悪化させる面があります。限られた母集団に、課金できる男性だけが集中するからです。
ただ、これだけでは説明がつかないことが残ります。マッチングは成立しているのに会えない、という現象です。マッチングしている時点で、相手はこちらを選んでいるはずだからです。
2つめ:相手が「会う」と決めるための理由
こちらのほうが、実は大きいと思っています。
ラブアンで出会った既婚女性から聞いた話です。彼女は既婚者クラブも使っていました。
お手当てがあると、「これは条件のある関係だ」と自分に説明がつく。お手当てがないと、会う理由が「この人がいい」の一つだけになる。だから、いいと思っても止まる。
ラブアンで出会った既婚女性(30代後半・既婚)
これを聞いて、腑に落ちました。
マッチングは「いいかも」で成立します。でも、会う決断は「いいかも」では成立しない。
家庭がある相手にとって、一度会うという判断には相応の重さがあります。その重さを引き受けるだけの理由が、「この人がいい」だけでは足りないことがある。
「マッチングはする。やり取りも続く。でも日程が合わないまま消える」——日程が合わなかったのではなく、決断の理由が足りていなかった。そう考えると、全部つながります。
つまり必要なのは「既婚者しかいない場所」ではなく、「既婚者を絞り込めて、かつ相手が決断できる枠組みのある場所」でした。
婚姻状態で「絞り込む」という方法
僕がいま使っているのはラブアン(Love&)です。理由は一つだけです。
プラチナ会員が使える「高度検索」で、検索条件に婚姻状態を指定できるからです。
身長・職業・交際目的・体型などと並んで、条件項目として用意されています。ここで既婚を指定すると、候補は激減します。
候補が減るのに効率が上がるのは、選別を人力から機能に移せるからです。
一般的なマッチングアプリでは、婚姻状態で絞り込めません。プロフィールに書いていない人も多い。すると、何十人とやり取りして人力で見つけるか、会ってから分かるか、最後まで分からないかのどれかになります。
そしてこの選別の手間は、会員数が多いサービスほど増えます。
母数が10倍になっても、既婚者の比率が同じなら、探す手間も10倍になるだけです。「会員数が多いアプリを選ぶ」という判断は、この領域では必ずしも正解になりません。
絞り込んだ先に出てくるプロフィールには、共通するサインがあります。
- 生活圏がにじむ書き方をしている。「平日の昼なら動けます」「子どもが学校の間だけ」といった、時間の制約が先に書かれている
- 「定期の人が見つかったら退会します」に近い一文がある。数を求めていないことを、最初から明示している
- 写真が、特定されないように選ばれている。顔を出さないのではなく、出せる範囲を計算している
この3つが揃っているプロフィールは、こちらの前提とほぼ噛み合います。絞り込みの本当の価値は、この判別が短時間でできるようになることです。
絞り込んだあと、誰を狙うか
ここで一つ、先に整理しておきたいことがあります。
この領域で会える女性は、大きく4タイプに分かれます。
①〜③は「勝てない」のではなく、目的が違います。
- ① 20代前半・掲示板で頻繁に募集している層 — 目的が金銭で固まっているので、支払いを止めた時点で関係も終わります
- ② モデル・芸能系 — 提示条件が高く、ビジネスとして完成しています。恋愛関係への発展は構造上ありません
- ③ 顔合わせ回転型 — 会うこと自体が収益になっているので、2回目がありません
3つに共通するのは、毎回リセットされることです。短期的に楽しむだけなら合理的な選択ですが、続く関係を求めた瞬間に、総額が跳ね上がります。
ここで、さっきの「決断の理由」の話と矛盾するように見えるかもしれません。お手当てが必要だと書いておいて、お手当て目的の層は対象外だと書いているからです。
違いは、お手当てが目的なのか、入り口なのかです。
- ①〜③は、お手当てが目的です。支払いが止まれば、関係も止まります
- ④は、お手当てが入り口の理由づけです。関係が始まるための口実であって、続くための理由ではありません
僕が本命にしているのは④だけです。
④の層と、条件が最初から揃っている
④は、30代後半から40代前半の既婚女性です。顔写真を出さない、あるいは特定されない写真だけを載せている。身バレへの意識が非常に高い。
そして安心できる定期の相手を一人だけ探していて、見つかったら退会するつもりでいます。
この層と噛み合う理由は、前提が最初から揃っているからです。
- 家庭を壊したくない
- 身バレしたくない
- 時間に制約がある(平日昼など、動ける時間が限られる)
これは、こちらの条件とまったく同じです。
実際にこの層とやり取りしていると、求められているものがはっきり見えてきます。
- 平日の昼など、相手の生活の都合に合わせられること
- こちらにも同じだけ失うものがあること(だから既婚が条件になります)
- 深追いしないこと。家庭の話に踏み込まない、連絡を要求しない
- 特定されない配慮ができること
裏を返せば、この4つができていれば、年収で競う必要がありません。
始める前、僕は「この世界は年収数千万円の層の遊び場で、40代既婚・年収1,000万円前後では勝負にならない」と思っていました。実際は逆でした。桁違いの金額を提示してくる相手は、④の層から見ると「何を求められるか分からない相手」に見えます。清潔感があり、金額の感覚が常識的で、リスク管理ができる。この3つのほうが、年収の絶対額よりはるかに効きます。
そしてこの層から見ると、こちらが既婚であることはマイナスになりません。むしろ条件です。独身男性は「本気になられると困る相手」であり、既婚男性のほうが安全だと考えられているからです。
そして、④で関係が続くと、入り口の枠組みのほうが先に意味を失っていきます。僕がいま続いている相手も、最初はお手当てのある関係から始まって、いまはほぼ彼女と言っていい関係になっています。条件が先にあったから始まった、というのが実際のところです。
正直に言っておきます
検討する気になった方に、先に伝えておきたいことがあります。
会員数は最大手に及びません。ペイターズのような規模はありません。母数を求める人には向きません。
料金は安くありません。男性のプラチナ会員は1ヶ月19,800円です。ゴールドは6,980円ですが、ゴールドでは高度検索が使えません。婚姻状態で絞るのが目的なら、ゴールドでは要件を満たさない。ここは正直に書いておきます。料金は変更されることがあるので、必ず公式ページで最新の情報を確認してください。
目的の合わない相手もいます。絞り込んでも完全には落ちません。
そして、向いていない人がはっきりしています。
- 相手が既婚であることが絶対条件の人 — 母集団の濃さでは既婚者専用サービスに構造的に敵いません。そちらを続けたほうが合理的です
- 若い女性と会うことが目的の人 — ①②を狙うことになるので、ここに書いた話は当てはまりません
- 月2万円前後を継続的に払えない人 — 短期決戦で結果が出る領域ではありません
- 相手の家庭に踏み込みたい人 — ④の層とは最も噛み合いません
当てはまる場合は、やめておいたほうがいいと思います。
始めるなら、どこから
まずお試しプランで中を見ることを勧めます。ただし1点だけ注意があります。
お試し期間が終わると、自動で有料会員に更新されます。続けない場合は自分で手続きが必要です。ここを見落とすと、想定外の請求になります。
そのうえで、婚姻状態で絞りたいならプラチナが必要です。ゴールドから始めて後から上げることもできますが、目的がはっきりしているなら、最初からプラチナのほうが遠回りになりません。
もう一つ、会う場所についてです。僕は都心を外して活動しています。都心は動いている男性が多く、相手の選択肢も多い。一方で都心から少し離れると、そもそも動いている男性の数が少なくなります。自宅から離れているぶん、身バレの確率も下がる。
高度検索はエリアと婚姻状態を掛け合わせて絞れるので、この2つを同時に設定できます。この掛け合わせが、実際には一番効きました。
最後に、僕が1年で決めたルールを4つ置いておきます。サービス選びより、こちらのほうが重要だと思っています。
- 月の上限金額を先に決める。超えたらその月は終わり
- 家庭を壊さない。これが崩れる相手とは続けない
- 相手の家庭にも踏み込まない。深追いしない
- 一人にのめり込まない
特に4番です。冷静さを保てなくなった時点で、金銭面でも感情面でも主導権を失います。
当然ですが、会う相手は成人女性に限られます。
※料金・キャンペーン・機能は変更されることがあります。お申し込み前に必ず公式ページで最新情報をご確認ください。
※当ページは20歳以上の方を対象としています。