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既婚者向けアプリに課金して、マッチングはするのに会えないまま終わりました

既婚者クラブからラブアンに移った40代既婚男性の記録

会えたと答えた人89%
会えた人数の最多層1〜2
課金1万円未満で終了半数

THE SINGLE編集部による既婚者クラブ利用者62人(男性37人・女性25人)への調査(2026年9月)より

同じ状態で終わっている男性は、たぶん相当います

都内在住、40代前半、既婚。中小企業の役員をしています。

既婚者向けのマッチングサービスを、1年以上使ってきました。最初に使ったのが既婚者クラブです。既婚者専用なら話が早いと思ったからで、実際、母集団が全員既婚なのは大きかった。

ただ、結果はこうでした。

マッチングはする。やり取りも続く。でも日程が合わないまま、自然消滅する。

これが繰り返されて、課金だけが積み上がっていきました。

これを「自分が下手だったから」で終わらせるつもりはありません。同じ状態で終わっている男性が、構造的に多いからです。


なぜ、こうなるのか

既婚者向けアプリの多くは、女性が完全無料で、男性だけが有料です。既婚者クラブの場合、女性は基本機能から全機能まで無料。男性はメッセージを送るところから課金が必要になります。

この設計だと、こうなります。女性は入りやすく、男性は「払ってから探す」ことになる。結果、男性側が余ります。

実際に出ている数字を並べます。

そして、いちばん重要なのはここです。同じ調査で「実際に会えた」と答えた人は約89%いますが、その最多層は「1〜2人」でした(この2つは男女を合わせた数字です)。

会えなかったわけではありません。会えたけれど、続かなかった。そして半数が1ヶ月で辞めている。

これが「消耗」の正体だと思っています。会えないから辞めるのではなく、1〜2人会って、そこから先に進まないまま課金が続くから辞める。


「既婚者専用」が解決していないこと

既婚者専用サービスが解決しているのは、母集団の問題です。全員が既婚なので、婚姻状態を確認する手間がない。これは本当に大きい。

解決していないことが、2つあります。

1つめ:需給

専用であることが、需給を悪化させる面があります。限られた母集団に、課金できる男性だけが集中するからです。

ただ、これだけでは説明がつかないことが残ります。マッチングは成立しているのに会えない、という現象です。マッチングしている時点で、相手はこちらを選んでいるはずだからです。

2つめ:相手が「会う」と決めるための理由

こちらのほうが、実は大きいと思っています。

ラブアンで出会った既婚女性から聞いた話です。彼女は既婚者クラブも使っていました。

お手当てがあると、「これは条件のある関係だ」と自分に説明がつく。お手当てがないと、会う理由が「この人がいい」の一つだけになる。だから、いいと思っても止まる。

ラブアンで出会った既婚女性(30代後半・既婚)

これを聞いて、腑に落ちました。

マッチングは「いいかも」で成立します。でも、会う決断は「いいかも」では成立しない。

家庭がある相手にとって、一度会うという判断には相応の重さがあります。その重さを引き受けるだけの理由が、「この人がいい」だけでは足りないことがある。

「マッチングはする。やり取りも続く。でも日程が合わないまま消える」——日程が合わなかったのではなく、決断の理由が足りていなかった。そう考えると、全部つながります。

既婚者専用サービスと、絞り込めるアプリの母集団の違い 既婚者クラブは母集団そのものが既婚者。ラブアンは大半が独身の大きな母集団から、高度検索で既婚だけを切り出す。 既婚者クラブ(専用サービス) 登録している時点で、相手は既婚 全員が 既婚者 母集団は小さいが、濃い ラブアン(絞り込めるアプリ) 大半は独身。そこから条件で切り出す 既婚 全会員(大半は独身) 高度検索で 絞り込む 母集団は大きいが、切り出す手間がかかる 絞り込んだあとの人数が近くても、母集団の濃さと選別にかかる手間は同じではありません。
既婚者専用サービスは母集団そのものが既婚者。一方、婚姻状態で絞り込む方式は、大きな母集団から既婚だけを切り出す。

つまり必要なのは「既婚者しかいない場所」ではなく、「既婚者を絞り込めて、かつ相手が決断できる枠組みのある場所」でした。

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婚姻状態で「絞り込む」という方法

僕がいま使っているのはラブアン(Love&)です。理由は一つだけです。

プラチナ会員が使える「高度検索」で、検索条件に婚姻状態を指定できるからです。

身長・職業・交際目的・体型などと並んで、条件項目として用意されています。ここで既婚を指定すると、候補は激減します。

候補が減るのに効率が上がるのは、選別を人力から機能に移せるからです。

一般的なマッチングアプリでは、婚姻状態で絞り込めません。プロフィールに書いていない人も多い。すると、何十人とやり取りして人力で見つけるか、会ってから分かるか、最後まで分からないかのどれかになります。

そしてこの選別の手間は、会員数が多いサービスほど増えます。

絞り込めないアプリの内訳と、絞り込んだあと 絞り込めないアプリでは既婚は全会員の約1割。1人見つけるまでに平均10人分を開くことになり、母数が10倍になれば開く数も10倍になる。高度検索で絞ると、開くのは既婚だけになる。 絞り込めないアプリの内訳 全会員 既婚 約1割 独身など、それ以外 既婚を1人見つけるまでに、平均10人分のプロフィールを開くことになります。 母数が10倍のアプリでも割合は同じなので、開く数も10倍になるだけです。 高度検索で「既婚」を絞ったあと 開くのは既婚だけ グレーをめくる作業が、消えます。
母数が増えても既婚者の比率が同じなら、探す手間も同じ倍率で増えます。

母数が10倍になっても、既婚者の比率が同じなら、探す手間も10倍になるだけです。「会員数が多いアプリを選ぶ」という判断は、この領域では必ずしも正解になりません。

絞り込んだ先に出てくるプロフィールには、共通するサインがあります。

この3つが揃っているプロフィールは、こちらの前提とほぼ噛み合います。絞り込みの本当の価値は、この判別が短時間でできるようになることです。

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絞り込んだあと、誰を狙うか

ここで一つ、先に整理しておきたいことがあります。

この領域で会える女性は、大きく4タイプに分かれます。

会える女性の4タイプと、本命はどこか 20代前半層、モデル芸能系、顔合わせ回転型、既婚シークレット妻の4分類。本命は4番目だけで、高度検索の婚姻状態はこの層を抽出する作業にあたる。 20代前半・掲示板で募集 目的が金銭で固まっている モデル・芸能系 条件が高く、ビジネスとして完成している お茶・顔合わせ回転型 会うこと自体が収益。2回目がない 既婚の「シークレット妻」タイプ 30代後半〜40代前半。身バレへの意識が高い 安心できる定期の相手を一人だけ探している ← 本命はここだけ 高度検索で「婚姻状態」を絞る = この④だけを抽出する作業 ※統計ではなく、1年で100人以上と会った経験からの分類です。
1年で100人以上と会った経験からの分類です。統計ではなく、個人の経験則として読んでください。

①〜③は「勝てない」のではなく、目的が違います。

3つに共通するのは、毎回リセットされることです。短期的に楽しむだけなら合理的な選択ですが、続く関係を求めた瞬間に、総額が跳ね上がります。

ここで、さっきの「決断の理由」の話と矛盾するように見えるかもしれません。お手当てが必要だと書いておいて、お手当て目的の層は対象外だと書いているからです。

違いは、お手当てが目的なのか、入り口なのかです。

僕が本命にしているのは④だけです。


④の層と、条件が最初から揃っている

④は、30代後半から40代前半の既婚女性です。顔写真を出さない、あるいは特定されない写真だけを載せている。身バレへの意識が非常に高い。

そして安心できる定期の相手を一人だけ探していて、見つかったら退会するつもりでいます。

この層と噛み合う理由は、前提が最初から揃っているからです。

これは、こちらの条件とまったく同じです。

実際にこの層とやり取りしていると、求められているものがはっきり見えてきます。

裏を返せば、この4つができていれば、年収で競う必要がありません。

始める前、僕は「この世界は年収数千万円の層の遊び場で、40代既婚・年収1,000万円前後では勝負にならない」と思っていました。実際は逆でした。桁違いの金額を提示してくる相手は、④の層から見ると「何を求められるか分からない相手」に見えます。清潔感があり、金額の感覚が常識的で、リスク管理ができる。この3つのほうが、年収の絶対額よりはるかに効きます。

そしてこの層から見ると、こちらが既婚であることはマイナスになりません。むしろ条件です。独身男性は「本気になられると困る相手」であり、既婚男性のほうが安全だと考えられているからです。

そして、④で関係が続くと、入り口の枠組みのほうが先に意味を失っていきます。僕がいま続いている相手も、最初はお手当てのある関係から始まって、いまはほぼ彼女と言っていい関係になっています。条件が先にあったから始まった、というのが実際のところです。


正直に言っておきます

検討する気になった方に、先に伝えておきたいことがあります。

会員数は最大手に及びません。ペイターズのような規模はありません。母数を求める人には向きません。

料金は安くありません。男性のプラチナ会員は1ヶ月19,800円です。ゴールドは6,980円ですが、ゴールドでは高度検索が使えません。婚姻状態で絞るのが目的なら、ゴールドでは要件を満たさない。ここは正直に書いておきます。料金は変更されることがあるので、必ず公式ページで最新の情報を確認してください。

目的の合わない相手もいます。絞り込んでも完全には落ちません。

そして、向いていない人がはっきりしています。

当てはまる場合は、やめておいたほうがいいと思います。


始めるなら、どこから

まずお試しプランで中を見ることを勧めます。ただし1点だけ注意があります。

お試し期間が終わると、自動で有料会員に更新されます。続けない場合は自分で手続きが必要です。ここを見落とすと、想定外の請求になります。

そのうえで、婚姻状態で絞りたいならプラチナが必要です。ゴールドから始めて後から上げることもできますが、目的がはっきりしているなら、最初からプラチナのほうが遠回りになりません。

もう一つ、会う場所についてです。僕は都心を外して活動しています。都心は動いている男性が多く、相手の選択肢も多い。一方で都心から少し離れると、そもそも動いている男性の数が少なくなります。自宅から離れているぶん、身バレの確率も下がる。

高度検索はエリアと婚姻状態を掛け合わせて絞れるので、この2つを同時に設定できます。この掛け合わせが、実際には一番効きました。

最後に、僕が1年で決めたルールを4つ置いておきます。サービス選びより、こちらのほうが重要だと思っています。

  1. 月の上限金額を先に決める。超えたらその月は終わり
  2. 家庭を壊さない。これが崩れる相手とは続けない
  3. 相手の家庭にも踏み込まない。深追いしない
  4. 一人にのめり込まない

特に4番です。冷静さを保てなくなった時点で、金銭面でも感情面でも主導権を失います。

当然ですが、会う相手は成人女性に限られます。

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